2001年6月27日水曜日

無題

 ちょっと日記休憩・・・。すぐ戻ってきますんで、またよろしければチェックして下さいませ。

2001年6月26日火曜日

無題

 ・・・当直開けで半死半生。だって約36時間連続労働だし・・・!!

2001年6月24日日曜日

The Cradle Of The Light / Child's View

 うちの周りは街灯もなく、夜ともなれば真っ暗です。夜、晩御飯を買いに歩いていると、スーッと小さな緑の光が。あ、蛍!久々に間近で蛍を見ることができました。きれいな緑の光で光っている姿はやはり感動的でもあり、飽きずにじっとその様子を見ていました(近くを通っていた車にとっても怪しまれたに違いありません。病院の前ですし)。昔は実家のすぐ近くでも蛍が飛んでいたものだったなあ。つかまえてきて、家で放したこともあったっけ・・・。でも長生きはしないのなあ、蛍って。
 蛍はオスが求愛のため、メスにアピールするため光るのだそうだ。光を出しながら飛ぶのは相当な体力がいるそうで、蛍の世界も大変なのね。力強いオスが後生に子孫を残すことができるのだな。光のメカニズムについては子供の頃から不思議だったのですが、ホタルの後腹部の発行器の中にルシフェリンという物質があって、空気中から酸素をとり入れルシフェラーゼという酵素と一緒になり、酸化反応をおこした時に発光するのだそうです。そして、光を放つのは午後8時頃から20~30分。9時頃には光が見えなくなり、こっそりと午前1時頃もう一回頑張って光を出すのだそうな。やはり蛍の生息には綺麗な環境が必要で、中性洗剤の普及による汚物の沈殿と農薬や化学肥料の使用等で、蛍のエサになる貝類が減少した事が主な原因で減少しているそうですね。 そして、真っ暗な闇!これが必要らしいです。明るいとアピールできないもんね。
 以前カエルの話の時、蛍もみれるかな?なんて書いたのですが、ホントに見れるとは!すっごい田舎なのね!ここって!・・・いやいやいい環境なのね。久々に良い物を見た日でした。参考は→インパク6月の特集「日本のホタル前線」
 フェイバリットの一人、竹村延和=Child's Viewから一曲。好きなアーティストの曲は選びきれず、また、書ききれないものがありますが、夜の遊園地(1998年)Childiscから。光の粒子が飛び回る、極めて美しい電子音響。光の揺りかご。音とたわむれる事の出来る音楽家。そろそろ新作が出るそうです・・・。
 因みに明日は当直。ああ・・・

2001年6月23日土曜日

Megamix / Tranquility Bass

 最近ホームページも凝った物が多いし、ファイルとか、アップグレードとか、MP3とかダウンロードしたいっていう都合上、56kでは遅くて結構ストレスたまるのね。だから僕もブロードバンドにしよう!ってことで。常時接続はどちらでもいいんだけどね。
 この公舎には予め豪華にケーブルテレビが引いてあって(っていうか、これないとテレビ入らないらしい)、ケーブルテレビで接続のサービスがあるのでお願いしたんだけど・・・。アパートに配線がないからうんぬん、個人的に分配器を使って配線するとかんぬん、壁に穴を開けなきゃいけなくなって、公共の建物だから権利とか、承諾とかの問題もいろいろとあって・・・結局、出来ないらしい・・・・こら。
日本海ケーブルネットワーク
 で、NTTのADSL。電話番号入力してみたら、「ご選び頂いたエリアについては、現在提供予定エリアとなっておりません。」って・・・予定にもなっていないのね。以前住んでいた住所とかは大丈夫なのに・・・・おい。
NTT
 最近話題のYahooBBはどうかっていうと鳥取県は・・・11月以降?以降って?ま、いつになるかわかりませんな、ってことなのね。・・・・こらーー
Yahoo!BB
 ってことで、ブロードバンドって宣伝が妙にけんか心をくすぐる今日この頃。インターネット時代になってもまだ地域格差は大きいのね、結局・・・・。
 1999年のスティーブ・ライヒのテクノなリミックス集、
Reich Remixedからこの曲。ミニマルとテクノは実は良く合うようで、というか実はテクノはミニマルなものですし、当然といえば当然のリミックス集。これはライヒの曲9曲のミックスにブレイクビーツが響きわたるTranquility Bassのリミックス。他にもColdcut、HowieB、Ken Ishii、Nobukazu Takemura等々そうそうたるアーティストがライヒの音楽を遊んでいます。必聴なり。
 今日は医局の先生達とよく飲みました。ういっ。

2001年6月22日金曜日

Leave It / Yes


 急患で呼ばれた。朝3時過ぎ・・・。
 特別イエスが好きなわけじゃあないのでこの選曲なのですが。イエスの中でも異色なこの曲、1983年の90125からの2曲目のシングルカットナンバーです。大ヒットしたOwner Of A Lonely Heartもこのアルバムに入っています。このアルバムタイトル、ただ単にレコードのカタログナンバーで、やる気が感じられませんし・・・。プロデュースはあのZTTのTrevor Hornです。一時期イエスのメンバーだったわけですけどね。この曲、アカペラのコーラスにArt Of Noiseのような作ったようなドラムの音が響いて、一風変わった曲です。ゴドレイ・アンド・クレームのぺらぺらのイエスのメンバーが折れ曲がったり、あっち行ったり、こっち来たり、顔が回ったりする変なビデオクリップも当時中学生の僕は好きでしたな。

2001年6月21日木曜日

Pump Up The Volume / M/A/R/R/S

 Napster・・・とてつもなく魅力的なソフトウエアだった。その存在自体はかなり前から知っていたのだが、実際ふと思い出してダウンロードしたのは今年の3月に入ってから。職場のイーサネットで常時高速接続だったという好条件もあり、使い始めたのだが・・・。Napsterは自分の聴きたい曲、アーティスト名、あるいはそのかけらを入力すると(しかも綴りを間違っていても)そのMP3ファイルを検索してダウンロードができる(ついでにいうと日本人のユーザーも多かったから、日本の新曲も検索できる、当然)。つまりはMP3ファイル交換システムで、検索をかけると自分の聴きたい曲のMP3を持っている人のPCに接続して、そこからサーバーを介して自分のPCにダウンロードが出来るのだ。聴きたかった曲がいつでも世界中150万人の28億ものファイルから探してきてMP3で聞ける!そういう夢のようなソフトだ。しかも自分の好きなアーティストの曲を持っているユーザーにメッセージを送って、コミュニケーションをとることもできる。つまり、チャットやメッセンジャーの機能ももっているのだ。
 僕はこれを使い始めたとき相当興奮したのを覚えている。いままで何年も聴きたくて探して探して、それでもなかった曲があっという間に探せて、数分のうちに自分のものになる・・・。頭に浮かぶ曲名を片っ端から入力して検索しまくった。そしてダウンロードした。どんなマイナーな曲も、世界は広いのね。誰かが持ってる。しかも、聴いたことないバージョンが山ほどでてくる・・・。遠い昔、FMラジオを聴きながら、好きな曲がかかってエアチェックするときの喜びというか興奮に似ている。ちゃんと録音しようとして指ふるえてたもんね。ほんと。レコードなんか買うお金もなく、しかもちょっと珍しいものになるとレコード自体もなかなか店に置いておらず、手に入らなかった。ラジオが頼りの曲も多かったのだ。特に地方に住んでいた僕は。その頃に聴きそびれた曲を中心に片っ端からハードディスクに落とした。あっという間にハードディスクに数百曲、3Gほどをしめちゃった。えへ。
 ご存じのとおり、Napsterはアーティスト側から訴えられ、敗訴し、4月からは検索に著作権のフィルターがかけられることになった。フィルターがかかるようになると、検索出来るアーティスト、曲が激減して・・・そして次第にユーザーも減って。結局僕が使ったのはたった1ヶ月間。されど、その1ヶ月間楽しかったね。Napsterは有料サービスになるらしい。似たような共有システムのGnutellaなんてのもあるが、もういいや、しばらく。
 当然音楽には著作権があって、それを侵害するものであるという可能性は容易に理解できるのだが、芸術、カルチャーの共有というものはどこまでが自由なんだろう。友達が買ったレコードをテープにダビングさせてもらった日が懐かしく思い出されるね(その時だけの友達なんてことも・・・)。この辺のコラムも読んでみて。よかったら。Napster用語解説はここ
 M/A/R/R/S・・・くだらないなんて、いわないでえ。これだけ歴史に残っていない大ヒット曲も珍しいよね。4AD所属のColourbox(Martin Young、Steve Young)とAR Kane(Alex、Rudi、Russell)の一曲限りのユニット。名前のイニシャルをとってM/A/R/R/S。1987年の大ヒット。クールな(ある意味間抜けな)いつまでも繰り返されるベースラインとスクラッチ、サンプリングが特徴的なクラブのクラッシック?このベースラインがかっこいいのかよくないのか、とにかく頭に回るのよ。ぐるぐる。当時イギリスでこの曲が何週間も1位を記録し、何種類ものリミックスができ、似たようなゾロ品もいくつ出たことか・・・。M/A/R/R/S→マーズ(火星)→宇宙→NASAで連想されたと思われるビデオクリップも良かったです。当時嫌いでしたが、今聴くと意外とかっこいいかもー。

2001年6月20日水曜日

ADVANCE / SHUR-I-KAN


 この間、広島に行った日、早朝5時半から急患で呼ばれて、こちらを出たのは10時過ぎで・・・。小腹も減ったし、ちょうど駅にマックがあったので、久しぶりに朝からマックで食べることにした。店に入ったのは10時25分ころ。注文をすると、レギュラーのメニューは10時30分からだったらしく・・・「あと、5分くらい待っていただかないと、こちらのメニューは・・・」。いいやん、5分くらいと思ったが、それならと、朝のメニューも注文した。土日であろうが朝からマックに来ることはまずなく、また他の時間帯に朝のメニューを注文する事もできないので、ある意味、マックの「朝のメニュー」なんてのは僕にとってまぼろしの品なのね。ソーセージエッグマフィン・・・意外とうまいやーん。ジャンクな僕には、なんかいつもと違った感じでちょっと得した気分!安いし。・・・そんな自分がちょっとだけイヤ。
 ところで、欧米にはメガ・マックというのがあるらしい。ビッグ・マックのパテが2枚ずつ入っている代物で。そのへんをふまえてこちらなんかを見てくださいな。→
the seduction of MEGA MAC 。ヨッタ・マック・・・。Power Todayっていうサイトの1コーナーなんですが、その他の「謎の超古代生物を喰らう」とか、「ビリケンゆでたまご」とかも可笑しいのでフォローしてみて下さいな。この人の文章って面白いです。好きですこういうの。
 最近のすごくおすすめの一枚。ブリストルの
SHUR-I-KANのこの間出たばかりのアルバムADVANCE(2001年)。基本的には僕の好きなジャズ系のクラブです。ブリリアントでアトモスフェリックな、これも旅に出れちゃう一枚。心地よい音の詰まった素敵な音楽です。Freerange Recordsより。

2001年6月19日火曜日

Hydantol / Ken Ikeda


 既視感(deja vu)って体験したことありますか?僕はこの間、久々に体験しました。あ・・・これって一緒だ、って感じで。ものの位置から言うこと、何から何まで知ってるのね。そんなことはあり得ないのに。何となく不思議で、ある意味興味深い体験。ところで既視感の反対語に未視感(jamais vu)ってのもあります。いつものごく普通の情景が初めて見たように新奇に感じられることなのですが、そちらの方は僕は覚えがないのですけれども・・・。どちらも医学的には(病的な意味では)再認障害に分類され、側頭葉へのある刺激で起こるようです。側頭葉(~大脳辺縁系)が記憶、情動に重要な役割を果たすことを考えるとなんかおもしろいでしょ?側頭葉はまた音楽を認識する部分もあって、そこだけは障害されたくないなあ、なんて思ってみたり・・・。
 さて、この間またCDを仕入れてきましたが、その中の一枚。
Ken Ikedatzuki [Moon]Touch Music)より。よく知らないのですが、以前より横尾忠則とかDavid Lynchなどの展覧会に音楽を提供している方のようです。CDとしてはおそらくこれが初めての作品と思います。音数の少ないノン・ビートの音響系の作品ですが・・・これが、もぉ痛々しいほど繊細で美しい音。優しい音階。穏やかな水面にこぼれ落ちる月の光のような情景。感動的ですらあります。Childisc系がいける人にはぜひお勧めしておきます。一気に気に入っちゃいました。あいにく今日は月は出ていないのですが・・・。
 雨は降ったり止んだり・・・。

2001年6月18日月曜日

OK (Heavy Rotation Radio Rifixx) / Talvin Singh


 はい、ただいま。今日の早朝にこちら(鳥取)に戻ってきました。だいぶ疲れがたまっちゃって・・・。また明日から毎日更新しますんでよろしく。
 おがわさんのリクエスト(なんてね)。タルビン・シンに関してはいろんなメディアに出ているのでこれ以上語ることもないのですが。インド系二世のイギリス人タブラ奏者。ロンドンでANOKHAというパーティを主宰、このコンピCD、ANOKHA~Future Soundz of Indiaがでたのが1997年。これ結構濃いCDでして、このころからアジアン・アンダーグラウンドが台頭して来ましたよね。あと、ビョーク、コールドカットとの共演とかも有名な話です。今年ソロとしては二作目HA!がリリースされたところですが、これは1998年のOKからタイトルソングのリミックス。アルバム自体は完成度も高く、やっぱりインディアンな雰囲気が中心ですが、この曲はインディア・ミーツ・オキナワなタブラ・ン・ベイス(ちょっと勘違いもしていそうな・・・)。コーラスはネーネーズで、なぜか坂本龍一がModular Fluteで参加しているのも有名な話。これはその曲のCDシングルのGuy Sigsworth(アルバムにもキーボードで参加)によるリミックスで、よりにぎにぎしくていい感じ。Talvin Singh自身のタブラ、ドラムの追加されたTurbanator Remixもなかなかの出来ですが。リミックスも面白いのは、やはりいいアーティストの証拠か?・・・ミサワ・セラミック・ホーム・沖縄。(←ヤフーで引っかかるって知ってた?)

2001年6月17日日曜日

2001年6月16日土曜日

無題

 ・・・広島で研究会。実は早朝5時半から急患で呼ばれて、ぎりぎりにこちらを出ました。なんとか研究会に間に合った。

2001年6月15日金曜日

HSBS0903 / 宝達 奈巳

 本日1000ヒット達成!みなさんありがとうございました。これからもよろしくお願いしますね。昨日書いたコンピCDRこんな感じになっちゃいました。どんなもんでしょうか?もし欲しい方がおられましたら・・・。なんていったら著作権に問題があるので、こっそりと・・・
 明日、広島で研究会のようなものがあって出席するのですが、広島といえば1年間浪人生活を送った懐かしの地。勉強(なんかしてなかったけど)の傍ら、駅前とか八丁堀とか紙谷町なんかに出かけたものでした。もう10年も前なんだな。駅前も大きなビルになったみたいで、大分変わったよう。昔行った書店とかレコード店とか小汚いゲームセンターとか、寮の前の弁当屋は今もあるのかなあ。・・・。なつかしいなあ。当然明日はそんなことしに行く訳じゃないので、あまりうろつくこともないと思いますが、かの地にまた行けると思うと何となく楽しみがあります。まだ10代の頃、学生でもなく、社会人でもなく中途半端でつらい時期を過ごしたかの地ですが、あの頃がなかったら今の僕は当然ありえませんし。広島はだいぶ変わったのかもしれませんが、僕はあまり変わっていないのかもしれません・・・。
 さて、宝達 奈巳の1993年のデビューアルバムたからたちはGreen Energyから出ていますが、そのなかの曲。沖縄とアイルランドとの影響をもろに受けたアンビエントなテクノ。音数の少ない曲も多いのですが、1音1音が心地よい音で、本人の声がふわふわとたゆたいます。彼女のアルバムの中では僕はこのアルバムが一番の傑作と思っています。いいです。この曲はテクノに沖縄民謡の「ひしぶし」がたゆたっています。

2001年6月14日木曜日

Peace And Tranquility To Earth / Rou Dou Dou

 もうすぐ、っていうか今日か明日だと思うけど、1000ヒットいきそうです。ありがとう。おめでとう。思えば去年の7月にホームページ立ち上げて、そのままほったらかして置いたのですが。こちらに転勤になってから、忙しいながらもある程度自分の時間が持てるようになって、我ながらよく続けてるなあと思います(おすすめの曲自体はこの先100年分くらいはあるのですけどね・・・)。毎日何か書いてると誰かが読んでくれているのね。普段掲示板とかは何の反応もなくて寂しいのですが、ときーに何かの返事あったときはうれしいです。やっぱり。今後ともよろしくね。
 ところで、1000ヒット記念にコンピレーションを選曲して編集してみちゃったりしています(あくまで僕個人用として)。テーマは「旅に出る音楽」。どちらかといえばジャズ系のクラブ中心の選曲になっちゃいました。えへっ(注1;民族音楽特集ではありません。注2;山口百恵とかイルカとかチューリップは選曲されていません。注3;・・・)。選曲って楽しいね。
 この曲はフランスのRou Dou Douの曲。1998年のアルバム、
TOUT L'UNIVERS LISTENER'S DIGESTから。モンドでラウンジなクラブ・サウンドです。地球に平和を・・・。

2001年6月13日水曜日

マルイ月トゥスヰート / Dip In The Pool


 雨って、傘のないときに限って降る。朝晴れてて、仕事から帰ろうと思ったら降ってる・・・。同じ敷地内とはいえ、雨だとちょっと遠い。昨日少し走ったあとのふくらはぎが今頃になって筋肉痛で痛い。結局、ちょうど通りかかった患者さんのご家族の車に乗せてもらっちゃった。ありがとうございました。
 で、傘を持っていった時に限って、帰りしは雨があがってて、忘れて帰るのよねー。傘。
 甲田益也子・・・なんか不思議な女性である。
Dip In The Poolは木村達司と甲田益也子によるユニット。この曲は1989年の3枚目Retinaeからです。独特の世界観と流麗な音。透き通った綺麗な声です。実は今聴いてもなかなか完成度高くて、遊び心もあったりでいいです。今更ながらにリチェックしてみられてもいいかも、と。1991年の4枚目Auroraeも好きです。実は。

2001年6月12日火曜日

BEE VAMP / ERIC DOLPHY


 調子悪い。どうも気分が晴れない。今日は夜が更けてから本屋に出かけてみた。夜とはいってもまだ9時前で本屋もまだまだ人は多い。しばらく雑誌など立ち読みしてから、行くあてもなく車を走らせた。どうも家に帰る気がしない。何となく寄ったその店には酒もおいてて、切れてた「カンパリ」と前から気になっていたのっぽのお酒「ガリアーノ」を買った。お。おもしろいものもあるな。タイや韓国、イタリア、中国などなどいろんな国の食材なども並べられていた。誰かがいれば作ってみたりもするんだけどな・・・。結局、いくつかパンを買って、そのまま車の中で食べた。出入りする人を眺めつつ、暗い車の中でひとりベーコンの入ったパンなどをかじっていると、なぜか無性に夜の海が見たくなった。幸いここには海は売るほどある。しばらく9号線を西へ走り、海岸へと向かった。
 近くに明かりもなく、月もでていなくて、夜の海はただひたすら黒く、ごうごうと地響きするほどうなってて・・・。ただただ、恐ろしかった。
 何となくエリック・ドルフィーな気分。
Eric Dolphy at the Five Spotより。

2001年6月10日日曜日

Counter-Invention / Dumb Type


 Dumb Typeって知っていますか?僕もパフォーマンス集団っていうくらいの認識しかないのですが、この曲はDumb Typeのパフォーマンスのサウンドトラックを新録音で再構築した1995年のS/Nというアルバムから。SpiralのNewsicからCDが出ています。作曲・演奏は山中透と古橋悌二で、池田亮二もかかわっており、音響的なサウンド・コラージュ、何かを訴える人の声、打ち込みやシンセサイザー主体のアーティスティックな作品で完成度も高しです。僕も学生の頃からこういったアート・パフォーマンスであるとか、美術展や、小規模の映画館でしか紹介されない映画、そしてコンサートなんかに、ただならぬ興味を持っていたのですが・・・。雑誌等でチェックしたりするものの、悲しいかな地方都市では何も来ない、上演されない、見れない。そういったアートに触れる機会はほとんど皆無なのね。知識のみの知識。大学時代を大都市で生活したらまた違った人生だったのかな、とか思ったり・・・。そうしたら、逆にそういう物にばかり興味を持ってしまい、医者になんかなれなかったのかもなとかも思ってみたり。S/Nについてはこちらとかこちらを参照されてみたり。

2001年6月9日土曜日

Kneedeep In The Greenegrass / The Greene String Quartet


 ちょっと部屋の片づけをしてみた。部屋のゴミをかたしてみただけだが。たったそれだけで、おお!、部屋が広々とした。
       ・・・・。
 この木、金となんか非常に疲れて、気が滅入っていたので、今日はまた海へと走った。天気もいいし。この間は西へと走ったので、今日は東へと向かった。西へいけば鳴り砂の海岸が続くのだが、東にはどうやらないようだ。どちらかといえばごつごつとした岩が多いような気がした。もう夕景であったが、やはり海岸沿いを走るのは気持ちがいいもんだ。
こちらをどうぞ。 The Greene String QuartetはRichard Greene(ヴァイオリン)を中心としたストリングス・カルテット。1988年のアルバムMolly On The Shoreより。クラシカルというよりはジャズよりのアレンジで心地よい室内楽を聴かせてくれる。なんと、ドアーズのメドレーもあったりして・・・。当時、質の高い民族音楽を発表していたことで有名なHannibal Recordsからでています。当時高校生の僕はこんなの聴いてのほほんとしたりもしていましたな。

2001年6月8日金曜日

Kindness / Broadway Project


 現代の社会において、これだけ情報と物が溢れてしまえば、既に「作る」事と「選ぶ」事はシノニムなのだろうか。「選ぶ」事はすでに「個性」であり、コピー・アンド・ペイストで無数の人生ができあがってしまう。「自分の意見」なんてのも、実は自分の過去の人生の中で、他人からコピー・アンド・ペイストしてエディットしただけのものなのかもしれない。だとしたら、自分の人生って誰かの人生のリミックス・バージョンを再生しているだけなのか?・・・なんてね(いいっぱなし)。あ、あんまり深く考えないで適当に流して下さい。
  Calmの素晴らしすぎるコンピレーションアルバム
Calm Presents Conception For The Street Noise(2001年)から一曲選ぶのは反則か。それはおそらくアジア。プノンペンか、ハノイ、あるいはヤンゴン。夕暮れの街角、ちょっと蒸し暑さの残るすずしさの中。店先での音の割れたメロディー、原色のにおいの混合物、まだたくさんの人の往来する道・・・。ふと、旅した気分にさせてくれるコンセプト・アルバムです。Calm選曲のコンピレーションアルバムなのですが、どこを斬ってもすでにCalmの作品としてなりたっている、素敵なサウンドスケープ。おすすめ。いやー、気持ちいいです。

2001年6月7日木曜日

Infinity Street Car / Tipographica


 疲れる。やっぱり外来60人は疲れる。結局、朝から昼過ぎまで30分おきの枠に5人から6人の予定が入ってて、ひとりあたり5分を越えると次の人がどんどん遅くなっていってしまう。その限られた枠の中で、患者さんの話を聞いて、必要な情報を得て、診察して、検査結果をチェックして、次の検査を予定し、検査をオーダーして、処方をチェックして、処方出して、次の外来受診日を決めて、外来受診日を予約して・・・。見落としのないように、それでいてつっけんどんにならないように、話も聞いて。話の長い患者さんをうまくながして。それが全部で5分越えたらだめなのね。体力的だけじゃなく、精神的にも結構きつくなってくる。何か見落としていないだろうか、無愛想になっていないだろうか。途中、病棟の患者さんのことで呼び出しがあったり、僕自身治療方針に悩んでしまう事もあるし・・・。
 そういった追い込まれた状態でどういった態度に出るか、というところでその人が評価されることがあるのね。気をつけねばいけません。自分自身結構しんどいし、僕もいらいらもしてくる。そういう時にとんでもないミスをして犯しまうこともある。常に冷静を保つようにしているけど、なかなかつらくなってくることもあるのね。医者も人間なんだからね。ああ、あしたも外来・・・。
 ティポグラフィカは今堀恒雄(ギター)、菊池成孔(サックス)等々を中心とした複雑系?ジャズ?ロック?バンド。ホッピー神山のレーベルGod Mountainからのファースト
Tipographica(1993年)から。変拍子で、曲調がころころと変わる複雑なスコアが多いのですが、複雑でアバンギャルドでありながら、しかも聴きやすくポップ。それが可能なのは演奏者がみんなうまいから。いろいろ振り回されて、狐につままれた気分。しかもほっこりとした楽観的な気分になります。このバンドは、この後なんと!メジャー・レーベルから2枚ほどアルバムを出したはずですが、その後解散しています。残念なことです。

2001年6月6日水曜日

The Great Koch Curve / Suzukiski


 今日、医学論文のアブストラクトなんかをななめに読んでいたら、一般の人にもおもしろそうなものがあったのでいくつかご紹介。
 日本における緑茶と胃癌のリスク;今まで実験室レベル、あるいは症例対照研究では緑茶の胃癌予防効果が示唆されていましたが、今回は前向きコホート研究で、1984年から宮城県の26,311人(40歳以上の男性11,902人と女性14,409人が対象になっています。その後9年間の追跡で胃癌は419例(男性296例、女性123例)に確認されていますが、緑茶の摂取量ごとの胃癌の相対危険度について検討がなされています。結果、緑茶摂取は胃癌リスクと関連を認めなかった。とのことでした。一日1杯未満、1~2杯、3~4杯、5杯以上で分類され、ほとんどその胃癌発生頻度に関係しなかったとのことですが、もし実際緑茶に胃癌抑制効果があったとしても、人間が飲める範囲ではないのかもしれません。
(Y. Tsubono and Others. Green Tea and the Risk of Gastric Cancer in Japan. N Engl J Med 344: 632-636)
 携帯電話の使用と脳腫瘍;携帯電話の使用によって脳腫瘍が発生するのではないかという懸念があり、これについて1994年~98年に782人の神経系の頭蓋内腫瘍患者と799人の各種非悪性疾患の患者(対照患者)での症例対照研究が実施された。結果、携帯電話の累積使用時間100時間を越える場合を、使用したことがない、あるいはごくまれにしか使用したことがない場合と比較して、頭蓋内腫瘍のリスクが高い事を示す証拠は得られなかった。また、携帯電話を常に使用している側に多く発生するというようなこともなかった、とのことである。長期間に渡って長時間使用している利用者での十分なデータではない。とのことであるが、現在のところ携帯電話と脳腫瘍の関連はないということらしい。です。
(P. D. Inskip and Others. Cellular-Telephone Use and Brain Tumors. N Engl J Med 2001; 344: 79-86)
 アルコール摂取とコレステロール;欧米人ではよほどの大酒家でない限り、かなりの量のアルコールを摂取しても、その飲酒量に比例して心疾患のリスクが下がり、生命予後が改善する。ということは以前から言われており、最近ではほぼ常識であるが、(日本人での研究でもほぼ同様の結果が得られている。)その機序については特異的なものは見つかっておらず、多因子的な効果によるといわれています。今回14人の健常成人を対象に4週間の標準食とウオッカの摂取による検討がなされたが、アルコール摂取によりHDLアポ蛋白A-I、A-IIの転送率がアルコール摂取量依存性に上昇し、HDL-C(いわゆる善玉コレステロール)値が上昇することが示された。つまり、アルコール摂取にて脂質改善効果があり、これによって心疾患のリスクが下がり、生命予後が改善するということが示唆されたということです。(De Oliveira e Silva, E. R.,et al. Alcohol consumption raises HDL cholesterol levels by increasing the transport rate of apolipoproteins A-I and A-II. Circulation 2000; 102: 2347-2352)
 他の論文での結果になりますが、日本人対象でもアルコール摂取により心疾患のリスクが減少することが言われており、ほぼJカーブを描きます。つまり、全然飲まない人と比較すると、アルコール摂取によって生命予後が改善しますが、あんまりたくさん飲むとまた危険度は上昇していきます。ただここで、喫煙が心疾患や生命予後によくないことは当然いわれていることですが、喫煙をしている場合アルコール摂取による効果は消失しアルコール摂取量とともに死亡率も上昇するということです。たばこは止めましょう。お酒飲みましょう!
 夫婦間のストレスが心血管系イベントのリスクを増やす;・・・そうです。冠動脈疾患をもつ女性患者を対象(30~65歳、292人)で、夫婦間のストレスが心血管系イベントのリスクが2.9倍高かったそうです。仕事上のストレスは予後に影響しないそうです。・・・気をつけてくださいね(何を?)。(Orth-Gomer, K., et al. Marital stress worsens prognosis in women with coronary heart diseases: the Stockholm Female Coronary Risk Study. Journal of the American Medical Association 2000; 284: 3008-3014)
 僕はたばこ吸わないしぃ、お酒(適量!)飲むしぃ、あとは、仲のいい奥さんだな・・・・・・・・(涙)。ういーー。
 曲はスズキスキー、この間出た
UTOPIASoup-disk)から。いいです。レイハラカミなんかが好きな人にも、どうぞ。

2001年6月5日火曜日

South Side Reefer / Chari Chari


 部屋の真ん中近く、非常に微妙な位置になぜかハチの死骸があって、どうやってこんなところに侵入したのかわからないんだけど、ある時床の本を整理すると下に落ちてた。ちゃんと僕の眼が醒めているときはいいんだけど、ちょっと寝ぼけていたり、気を抜いていると、ふっと踏んづけてしまいそうになる。ああ、いけない。これ踏んづけたらいやだなあ・・・体中にさむさむが起ちそう。軽い緊張感が部屋のスパイスになってて・・・。早く捨てろ?・・・うん。
 何となく今日はガムラン・テイストのクラブ・ミュージックが聞きたかったので、EMIGRATIONの1998年のコンピレーション
BLUE BLACKから、井上薫のプロジェクトChari Chariの曲なんぞを。Chari Chariも1999年のアルバムSpring to Summerから、いろんなコンピレーションに参加したりと各所で有名になっちゃいましたが。この曲はガムランの音にスティール・パンの音がかぶさって、心地よいブレイクビーツになっています。ガムランとスティール・パンって国が違うやんって思いますが、結構合うんですね(どちらも暑い国ですし・・・)。このコンピは他にLEGO、SPACER、ARROW TOUR等々が参加していまして、南国系のエキゾチックなブレイクビーツ満載となっています。心地よいです。因みに、今、久々にChari ChariのSpring to Summerを聞き直しているんですが・・・。当時はあんまり聞いていなかったのですが、・・・いいですね、これ。ホント。もしかして、今更ながらはまるか?インドネシアや中南米、ジャングルなんかのちょっと南国系のサウンドスケープ。熱帯雨林なブレイクビーツ。今からでも聞いてみて下さいな。これからの季節にいいかも。

2001年6月4日月曜日

Miss Nancy / Arthur Blythe


 病院のトイレには、気分が悪くなったりした時のための看護婦さん呼び出しボタンがある。今日、水を流そうと思って間違えて押しちゃいそうになったよ(水洗のボタンのとなりにあったので)。あぶないあぶない。ナース呼んじゃうとこだった。そういえば、エレベーターでも、「扉を閉めるボタン」と「係員呼び出しボタン」を間違えそうになるときがある。というのも、場所によってボタンの配置が違い、いつもの場所を押そうとすると、電話マークのボタンだったりするのだ。あれって規格とかないのかなあ?間違う人いるよね、絶対。押し続けなきゃ大丈夫だと思うけど・・・。
 話は変わるが、電卓と電話機の10キーの数字の配列はちょっと違う。電卓は下から1・2・3・・・なのに、電話機は上から1・2・3・・・なのだ。これは規格があるみたいで、人間工学に基づいて使用時の誤りの少ない配列になっているらしいんだけど。じゃあ、なんで電卓と電話機では違うのだ?何が違うのだ?うんと納得できる答えのわかった人は教えてちょうだい(とんちでも可)。気になっています。ちょびっとだけ・・・。
 今日はあのJames Blood Ulmer(ギター)も参加の1980年Illusionsからのナンバー(この曲はJames Blood Ulmerは参加していないけどね・・・)。Arthur Blythe(サックス)・・・フリー・ファンクというのでしょうか?黒っぽいグルーブにインプロビゼーションがスリリングなファンキーなジャズ。ついつい引きずり込まれてしまいます。かっこいいですよ。最近のジャム・バンド系ジャズとかが好きな人にはいける音じゃないでしょうか?どうかな?

2001年6月3日日曜日

History Of Shoes / Yasuaki Shimizu & The Saxophonettes

 電話の音が嫌いだ。こちらに越してきた4月、ファックス付き電話を買いなおした。それは以前の電話がちょっと遠いようで、聞き取りにくく、また、向こうも聞き難そうだったからなのだが。その時、心臓に悪い呼び出し音を他の音に変えてみた。ぴろぴろ・・・という電子音で、何か心地よいなあと思っていたが、最近やはりその音も心臓に悪くなってきた。結局、家にかかってくる電話は9割以上が病院からで、患者さんの急変であるとか、様態が悪いとか、急患であるといった用件が多いからなのだが。深夜もあれば明け方でも患者さんの病気は24時間なので、こちらも24時間拘束のようなもので、それは以前から承知はしてはいるのであるが、やはりいつになっても電話の呼び出し音は恐怖を感じる。同様にポケベルの音も恐怖である。街中でも似たような電子音にやたらと敏感で、似たような音を聞いただけで心臓に悪い。だから僕は友人には家の電話番号は教えないし、逆に病院には携帯電話の番号は教えないようにしている。携帯電話の呼び出し音さえ恐怖になったら、大変である。時に耳の錯覚で電話の音を聞いたり、夢の中で電話の音を聞いたり・・・、重症の職業病である。
 今日の曲は
清水靖晃率いるサクソフォネッツのTime and Again(1993年)より。「北京の秋」の続編である。ストリングス・オーケストラをバックに清水靖晃の馥郁たるサックスがなまめかしくとけ込み、1音1音がイマジネーションをかき立てる。タイトルや、英語のセリフのやりとりも謎めいていて意味深で、映画的のワンシーンが目の前に浮かぶようである。まさに映画のようなCD。傑作です、ホント。
 因みに清水靖晃といえば、昔から結構先鋭的な曲が多く、コマーシャルとかにもよく使われてたっけ・・・。ビデオのCMに使われた「チコチャン」とかウーロン茶のCMに使われた「ママハソトデ」ってやつとか(
Subliminal/1987年)、耳を引く印象深い曲が多い。知ってる人いるかなあ・・・。いたら連絡してね。あと、テイ・トーワのアルバムでもサックス吹いてたっけ。興味深いアーティストの一人である。

2001年6月1日金曜日

SO FLUTE / St Germain

 今後3日間の間に、岡山が震源地でマグニチュード6以上の地震がくるんだそうな(ちょっと情報の出どころは不確かですが・・・)。地震の予測などは現在ではどの程度あてになるのだろうか。それと神戸の地震の後とか地震ブームさながらに防災グッズがはやった時期もあったが、今起こったとしてあの時の教訓は生かされるのであろうか、それとも歴史は繰り返すのかしら・・・。携帯は使えるのかな?広島の地震の時には、結局ドコモの携帯はつながらず連絡に困ったのだが(でもiModeのメールは使えました。ご参考までに。)、なんとかしてくれDoCoMo・・・。とりあえず岡山の実家が心配なのであるが、地震が来たらとりあえず僕は病院に駆けつけなきゃな・・・。まあ今週末地震が来る可能性が強いのなら、引っ越しの片づけ(4月に引っ越してから、まだしていない・・・)はまた今度にしよおっと。

 もうだいぶ前に話題になっていたLudovic Navarre率いるSt Germain(サン・ジェルマン)のTouristBlue Note)から、力強いフルートの曲(声が漏れるほど強く吹いててかっこいい)。アルバムは全体としてはクラブ・ジャズなのですが、あのBlue Noteからでてるだけあって(?)もっともっとジャズ寄り。生音のトランペット、サックス、フルート、ピアノ、・・・等々のアドリブもなかなかです。フランス人のジャズっぽく涼しげなホットさ加減で、ブラックというよりノワールといった趣。ダブなんかもあり。一曲目ではサンプリング・ゲストとしてMarlena Shawの声も・・・クールクール。
 明日は日直だから朝から救急外来しなきゃいけないし・・・あああ。

HYPERSPEED (G-FORCE PART 2) / PRODIGY

 なんか今日も外来で疲れたなあ・・・。そういえばよく考えたら、仕事の割に僕のホームページはどうも医療ネタが少ない。別に避けているわけではないのだが・・・。ちょっと(ネタを)考えてみたが、やはり思い浮かばない。朝から晩まで仕事して、土日休日も仕事あるし・・・。そんな仕事中心の日々生活のなかでいろんなドラマもありゃ、失敗談とか、うれしかったこととか、悩んだこと、面白かったこととかもちろんたくさんある。でもやっぱりそれをなかなかネタにはできないのね。医療ってやはりデリケートな話題で、もともと誤解を受けやすい。患者さんのことをネタにするわけにもいかなければ、する気もない。自分の仕事を誤解を受けないように説明するのも難しいし。内輪のネタになってもいけないし。ってことで、仕事の話は気が向かない限りなしってことで。(今日言いたかったのはこういうこと→・・・仕事していない訳じゃないのよ。仕事は相当忙しいんだけど、ネタにはしないだけなのよ。)
 ところで、「心臓マヒ」って何だ?昨日のヤフー・ニュースで「盗難車運転の男、警察に追われ、心臓まひで急死」ってあったけど、心筋梗塞か?それとも致死性不整脈でも生じたか?あるいは肺塞栓?その時なにが起こったかわからないが・・・これほどよく使われる単語で、意味不明のものもないなあ、と思う今日この頃。
 ここでProdigyってのもなんだかかっこわるいが、あえて一曲。デビュー・アルバムの
EXPERIENCE(1992)から。当時からチープな馬鹿っぽさはあまり変わらないが、曲は今より数段かっこよかった。超高速ブレイクビーツと早送りのMC、やすっぽいシンセの音・・・、ほとんどの音源はLiam Howlettひとりで作ったと思われる。当時イギリスのラジオのチャート番組でEverybody In The Placeを聴いたときはびっくりしたものです。John Zornのハードコアな高速剃刀サックス(しかも二枚刃)といい、僕はハイパースピードな物に惹かれるんだろうか・・・。