2001年7月31日火曜日

無題


 この辺ももしかしたら、後から書き足すかもかも。過去に向かって増える日記!そんなのもありかも。小学生の宿題みたい・・・。

2001年7月19日木曜日

・・・・・・・・・・


 当直→引き続き、外来(しかも明日が休みなので、患者さんの多いこと多いこと・・)→帰ったと思ったらまた重症の急患で呼ばれ・・・。やっと帰れた・・・。
 今日は眠れる時に眠る事にする・・・それはある意味、生命維持の為というに近い・・・・

2001年7月16日月曜日

No Surprises / Radiohead


 NTTよりのメール、全文紹介。「前略 ADSLの申し込みを頂きましたが、提供地域であっても弊社設備状況により提供できないエリアがあります。不可エリアは、市内に数ヶ所有り、○○○丁目も提供不可地域となります。今後の開通予定はありません。誠に申し訳ありませんが、本サービスは提供できませんのでご了解願います。」・・・以上!太文字以外は留守電といっしょやん!!
 もう・・・・いいです、どうでも。するなって事でしょ、結局。所詮、地方の人間にブロードバンドなんか夢だったのよ。ふぅ。
 最近なんか愚痴っぽいな。なにか少しは良いこともないものだろうか・・・・(といいつつ早、幾年月?)。
 Radioheadは今よりこのアルバムOK COMPUTER(1997年)の方が良いと思う。

2001年7月15日日曜日

?(タイトルはビルマ語なので読めない) / ?(アーティスト名もビルマ語なので読めない)

 昨日の晩は久々に飲みに出たのだが、そうすると案の定、急患で呼ばれる。午前2時半・・・。帰ったのは今朝7時前。朝からまばゆいばかりの目にしみる天気だったのだが、それっきり太陽を見ることはなかった。ぐったりと倒れてしまってて、目が醒めて再び病院に回診に出た頃には日が暮れて雨が降ってた。朝から何も食べていなかったのでその後夜食にラーメンを食べに行ったのだが、アパートに帰ってくると、どこかの家の窓からもっともっとうまそうなきんぴらごぼうのにおいが・・・。
 また週末つぶれちゃったな。明日からまた一週間が始まると思うと・・・。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・。   はぁ。
 ビルマで買ってきたテープなんかを聴いてみる。ビルマの音階は一般的なドレミとは少し違った、不思議な音階である。サインワインにしても、サウン(いわゆるビルマの竪琴)にしてもその不思議で懐かしい響きはことごとく僕の琴線に触れる。ビルマのポップスは色の褪せた、印刷もずれたようなジャケットの路上で売っているカセット(一本50円とか100円)がいい。サインワインやサウンをバックに女性ボーカルが不思議な音程で気持ちよく歌う。世界中、他のどこにも存在しない音楽。異国情緒あふれながら懐かしい、不思議な心地よさ。

2001年7月14日土曜日

Merciful(Herbert's We Mix) / Nils Petter Molvaer


早朝午前3時とか4時に目が醒めると、何となく少しだけ幸福な気分になることがある。まだ時間はある。何をしてもいい自由な時間。もう一回眠ることもできる。・・・今日は暑さで目が醒めてしまった。クーラーをつけて、麦茶を飲んで、まったりと音楽なんかを聴きながら・・・。弛緩した感性の中、しばらくしてまたトロッコのようにコトコトと眠りに落ちて行きました。最も自由を感じるひととき(わからない人には全然共感ないだろうな、今日の文章)。
 Nils Petter Molvaerはノルウエーのトランペッター。ブレイクビーツやドラムンベイスにゆったりと暗いトランペットが漂うその曲は、寒々としてシリアスでスカンジナビアン(?)なただずまい。あのECMから異色のリリースでした。これはアルバムSolid Ether(2000年)の曲のリミックス集Recoloured(2001年)より。HerbertやCinematic Orchestra、Phono、Bill Laswellらによってリミックスされたこれらの曲はさらにクラブよりでありながら、スカンジナビアンなダークさを保ちつつ、統一感もなかなかのもの。最近のお気に入り。冒頭のこの曲はSidsel Endresen(最近話題のジャズランドでおなじみ)のつぶやくように歌う曲がHerbertのリミックスでさらに美しいクラブ・ジャズ仕様。

2001年7月13日金曜日

Carolyn's Fingers / Cocteau Twins


 7月11日に喜び勇んでADSLの申し込みをしたのだが、それからいっこうにNTTから連絡がない・・・。と思ってたら、今日NTTから留守電が。「ADSLの申し込みを頂きましたが、○○○丁目は提供不可地域となっていますので、誠に申し訳ありませんが、本サービスの提供はできませんのでご了解下さい。」との素っ気ない声(何か文章を読んでいるかのような・・・)。これだけでは何の事やら。NTTのHPで電話番号の確認までしたのに、何故出来ないのか?いつから出来るようになるのか?出来るようになったかどうかの確認はどうすればよいのか?僕個人が何かをすればあるいは出来るようになるのか?等々、聞きたいことはいろいろとある。そこで、時間は少し過ぎていたが、NTTに問い合わせをした。すると、担当は既に帰宅しており返事は出来ないとのこと。土日は出社しないので月曜日以降平日の午前9時から午後5時までに電話してくれと。・・・出来ないって。そんな時間帯は仕事中だし、そんな電話するヒマなんかないって。それならばと、月曜日に担当からメールを送ってくれる事になった。その後、対応してくれた方にいろいろと質問をぶつけてみるも、いかに答えられないかを説明してくれるだけで何もわからないので、月曜のメールを待つことにした。・・・なんかささくれ立つ今日この頃。
 曲はCocteau Twins1988年のBlue Bell Knollより。4ADレーベル。響きわたるギター、Elizabeth Fraserのふんわりたゆたう声。あっちの世界に行けちゃいます。素晴らしー。

2001年7月12日木曜日

If I Should Fall From The Grace With God / Pogues


 ゲーム評。あんまりゲームをする方ではないのですが、プレイステーション2(Sony Computer Entertainment Inc.)が出たときにはインターネットで注文して発表後すぐさま手に入れたほどのハイテク好きでもあり。
 最近あんまり心騒ぐゲームがないのだが、プレイステーション2本体と同時発売だった「A列車で行こう6」(ARTDINK)はそういった素敵なゲームのひとつだ。ジャンルはシュミレーション。あなたは鉄道会社を運営し、また誘致を行う。そうすることによって街を発展させるゲームだ。実際、線路を引いて列車を運行させてみると、次第に駅周辺ににょきにょきと道路が延び、道路沿いに工場や家やコンビニが建つようになる。しかしただそれだけではある程度の発展しか遂げない。従って誘致を行い、ある駅周辺を工業地域としたり、ある駅周辺を商業地区や住宅地としたり。工業地域のすぐ近くには商業地区や住宅地は発展せず、また、住宅地から工業地区や商業地区にへ線路がつながっていないと通勤や買い物に不便である。鉄道の利用時間もそれぞれ当然異なり、通勤は朝夕だし、買い物は日中が多い。便利だと人口が増え、不便だと発展は途絶える。その点ある程度テクニックが必要だ。そのうち街が発展を遂げ、大工場、集合住宅、学校、高層ビル、総合展示場等々が建ち並び大都市へと変貌していく。自分の街が発展する様を眺めるのは大変おもしろい。知らないうちにビルが建っていたり、公園が出来たりと、街は自ら成長していく。そして、自分が走らせた列車に乗って街を走り抜けることも、できる。雨の降る日もあれば、雪が降り街が銀世界になることもある。晴れた夜には星が降る。オレンジに染まる朝焼けのさわやかなこと、夕焼けの美しいこと。灯りの消えたビル街は心細いが、深夜でもコンビニは営業していて・・・。さながら知らない街を旅しているかのよう。グラフィックは細かく綺麗で、音や音楽も良くできており音質も良い。売れ筋ではないかもしれないが、旅好きには一押しのゲームです。2001年3月に最新版の「A列車で行こう2001」が出ましたので、もしよろしければ今からならこちらをどうぞ。試してみなきゃ、この感動は伝えられないんですけどね・・・。
 僕が酔いどれ詩人と呼ぶのは2人。Tom WaitsとこのPoguesのShane MacGowan。1988年の名作If I Should Fall From The Grace With GodはこのPoguesのピークだったんだろう。パンキッシュなアイリッシュ・トラッド。8人の大所帯のバンドの音ははちゃめちゃ(死語)でありながら、繊細で無垢。そしてシェーンの書く曲は底辺の人間のロマンティシズムに溢れる。結局は酒に溺れて、1991年シェーンはポーグスを脱退。その後、シェーンはソロとなってアルバムをだし、またシェーンなきポーグスもアルバムを出しているが、やっぱりシェーンのいたころのポーグスが一番輝いてるなぁ・・・。このアルバムのKirsty MacCollとの共演、Fairytale Of New Yorkはクリスマスの時期には必ず聞くべき永遠の名曲!!

2001年7月11日水曜日

PERFECT / FAIRGROUND ATTRACTION


 ある友達からひさびさにメール。子供が産まれたのだそうな。彼とはイスタンブールの安宿で知り合い、カッパドキア、パムッカレと旅をともにした。もうあれから5年になるのだな。あの頃のことが次々と思い出された。ほのぼのした写真を見ていると、なんとなく涙がでそうになった今日この頃。おめでとうございます(勝手に日記に書いてすまん)。早く僕も相手を見つけないとな・・・。
 全てを通してのフェイバリットの一枚。一体何回繰り返して聴いたか・・・。1988年のThe First Of A Million Kisses。ほら、タイトルからして素敵でしょ?4人組のアコースティックなセットでの音楽ですが、Mark E. Nevinの書く優しさに溢れた曲、イマジネーション溢れる歌詞、Eddi Readerの表情豊かな歌唱力、さらさらの声・・・、全てが好きな一枚です。ジャケット(Elliot Erwittの写真の)もいいです。アルバム一枚(後はアウト・テイク集か編集版)で、バンドは解散。以後エディはソロとして活動を続けていていい仕事をしていますが、やはり僕はこの頃がベストかと・・・。

2001年7月10日火曜日

SWEAT / SHIZUO

 暑いですね。暑いときに暑いって書いてもしょうがないのですが。クーラーで思い出すこと、ひとつ。
 大学生の頃、車もテレビも、当然クーラーも持っていませんで。5年生のちょうどこの時期、窓を開け放して扇風機をかけて何とか過ごしていたのですが、うちの向かいに新しいマンションの建築が始まってしまって、うるさいのなんの。窓を開けているとうるさくて気が狂うほど。窓を閉めるとまたこれ暑くて気が狂うほど。勉強できんっ!ってことでしぶしぶクーラーを買いに行きました。しかもクーラーの取り付けがちょうど試験の前日で・・・。それが唯一の赤点でした・・・・・・。腹立つ!
 話変わりますが建てかけのビルにしのびこむのって、何となくわくわくしません?懐中電灯持って夕方にしのびこみました。コンクリート丸出しのビルから望む、夕暮れの自分のアパート。何となく不思議な感傷がありました。
 曲はどうでもいいのです。久々に引っぱり出してみました。アレック・エンパイアのDHR(Digital Hardcore Recordings)よりでてる1997年SHIZUO vs. SHIZOR。ハードコア・テクノ。パンキッシュです。速い、うるさい、凶暴。あんまり好きではないのですが、たまには自分を失いたくなります。暑いときにどうぞ。

2001年7月9日月曜日

It's The End Of The World As We Know It (And I Feel Fine) / R.E.M

 長っ!一般的にヒット曲のタイトルは(邦楽でもそうだけど)そこそこ短いものですが、時には長いものもあって、その一例でしょう。ヒット曲の中で最長のものが何かは知りませんが・・・。因みに短いものは「? / NENA」っていうのがあります(最も、今頭に浮かんだものの中では、ってことですが)。タイトル、アーティスト名合わせても5文字(うち一つは記号!)。短っ!!。かのプリンスが自身の名前が記号化していた時、もしこの曲をカバーしていたら・・・合わせて2文字(記号だけで発音できないが)!!最短!!。
 そんなことはどうでもいいですが、すでに最重要バンドの一つとなったR.E.M.。インディーズレーベルI.R.S.での最後の作、1987年の5作目Documentより。当時カレッジ・ラジオ・チャートっていうアメリカの大学生が運営するラジオのチャートがあって、R.E.M.はその常連でした。この後R.E.M.はワーナーと契約しGreenを発表、その後の活動は知っての通りですが。インディーズからメジャーに移ってもシビアな大学生(大学生以外もですが)の支持を得続けた数少ないバンドでしょう。最近新しいアルバムが出ましたね。聞いていませんが。

2001年7月8日日曜日

TOMACH / Wagon Christ

 当直するならいつがいいのだろう。たいていの病院では平日の当直は夕方から翌日の朝までで、休日は日直(朝から夕方)と当直(夕方から翌朝)に分かれている。病院によっては24時間当直だったりもするが。
 平日(月~木)の当直の場合夕方から翌朝なのだが、ここで重要なのはその当日も翌日も平常通りの仕事があるということだ。つまり当日から翌日の仕事が終わるまで約36時間は働きっぱなしということになる。これはなかなかしんどい。金曜の場合翌朝が土曜で休日になり24時間程度の連続労働になるかと思いきや、もし重症患者が入院した場合、土日はすべてその患者にかかりっきりになることもある。土日もしかりなのだが、仕事が連続にならない分いくらか楽だ。休日は確実に消えるけどね。そう考えると日曜日の日勤が一番いい選択なのか・・・(とはいえ自分で当直の日を選べるわけではないので、考えるだけ無駄だが・・・)。
 先週は月曜が当直で結構体の疲れは後を引いたが、今日の日曜日の日直はやはり幾分楽か。でも、家に帰るともう他のことは出来ない。しんどすぎて。無茶苦茶忙しかったし・・・。そして明日からまた一週間が始まるかと思うと・・・・。あああ・・・・。
 Luke VibertのWagon Christ名義での最近作(2001年)MusipalNinja Tuneから出ています。変なサンプリング炸裂のエレクトリック・ミュージック。モンドでラウンジな雰囲気もあり。よく一貫性がないとかいわれるけど、そうなのかな。僕は通し。ワゴンのキリスト。

2001年7月7日土曜日

Slave To Love / Bryan Ferry


 NTT西日本のフレッツ・ADSL。7月11日から僕の住んでいる地域も圏内になるらしい。といっても11日の午前9時から(仕事中やん!)受け付け開始っていうことで、11日からすぐにブロードバンドに移行できるわけではないのだけど・・・。so-netの変更も8月1日からしか出来ないので、結局僕がブロードバンドに移行できるのは早くても来月からって事になりそう。でも、やるじゃん!NTT。見直したよ。仕事が早い。
 ADSLは下り1.5Mbps、上り512kbps。現在の電話線(56kbps)と比較すると、実効速度で約20倍速い。ストリーミングなんかもある程度ストレスなく再生出来るに違いない。楽しみですな。
 とはいえ、東京では既に光・IP通信網(10Mbps/10Mbps)が始まっており、実行速度はADSLの更に5~6倍・・・。ストリーミングでVHS並の動画がストレスなく再生できるという・・・。やっぱりちょっとうらやましい・・・・。
 これが普及すると、テレビ電話など(今でもあるが)はネット上でストレスなく実用段階となるだろうし、ネットラジオ、ネットテレビも可。また、在宅の老人の監視や在宅医療などにも利用できようか・・・。常時接続だし。時代は進歩していくのだな。
 14.4kbpsでインターネットにやっと繋げてた時代が懐かしい(画像一枚に数分!)・・・。
 ところで曲はもとRoxy MusicのBryan Ferry1985年のソロBOYS AND GIRLSからのカット。おおーおーーおぅ・・・っという陶酔したようなヴォーカル。もっと語られていい名曲。音質も実は意外と優秀録音で、音像は結構広くて深い。
 今週は待機のため今日も昼前から夜まで呼ばれっぱなしだった。明日の日直に備えたかったのだが・・・。

2001年7月6日金曜日

Tom's Diner / DNA Featuring Suzanne Vega


 左の足のうちくるぶしの上のあたりにかさぶたが出来ていた。こんなぶつけにくい所どうしたんだろうと思っていたら、どうも左右の足の仲が悪いらしく、右足の革靴が左足を蹴飛ばしていたらしい。つまり、まっすぐに歩けていない時があるようなのだ。たまった疲れが足にこういう形で現れたんだなあ・・・と思った次第。
 スザンヌ・ヴェガのこの曲はもともとジョー・ジャクソンにピアノを依頼する予定だったが、「君なら僕なしでも出来るよ」といわれ、結局アカペラでアルバムに収録されたとか。そのアカペラにDNAがグラウンド・ビートと地をはうようなベースを重ねてできたハウス・バージョン。1991年。スザンヌ・ヴェガの清楚な声とのミスマッチさ加減が意外とかっこいい(当時嫌いでしたが)。Tom's Dinerのいろいろなバージョンを集めたTom's Albumは結構くだらないが、ドイツ語のおっさんのヴォーカル・バージョンとか、ラップ・バージョン、レゲー・バージョン(ヴォーカルはそれぞれスザンヌ・ヴェガではない)・・・等々バリエーション広くて、こんなにあったのか!?とびっくりする。一番やる気のないBingo Hand Jobってバンドが実はR.E.M.だというのは内緒だ(知られてるか・・・?)。
 しかし、最近の疲れのたまり方はひどいものがある。なぜだ。

2001年7月5日木曜日

KIKI / 梅津和時KIKI BAND


 とうとう出ましたね。梅津和時KIKI BAND。梅津和時は僕の一番好きなアーティストの一人なので簡単には言い尽くせません・・・でした。色々書こうとしたけど。また今度改めて書くことにしましょう。ジャズ、アバンギャルド、クレツマー、沖縄音楽、歌謡曲、シャーマンに至るまで全てを包み込んだようなような大風呂敷から出てくる芳醇な音楽。ひょいひょいとあちらからこちら気ままに暴れまくる音は至極自由で、その自由さがジャズそのものだとおもっているのですが。僕は。
 KIKI BANDは新井田耕造(ドラム)、早川岳晴(ベース)、梅津和時(サックス)、鬼怒無月(ギター)の4人のバンド。結成は1998年だそうな。それぞれのプロフィールなどは僕の駄文よりホームページをご覧ください。それぞれが大物で、いろんなバンドの参加経験があります。アルバムは鬼怒無月のディストーションのきいたギターがごりごりっとしたロックな曲からクレツマー風、バラードまでバリエーションにとみますが、・・・ジャズです。異端でありながら自由な、誰が何と言おうとジャズだ。素晴らしい。

2001年7月4日水曜日

What I Am / Edie Brickell & New Bohemians


 Shooting Rubberbands At The Stars(1988)からのヒット曲。懐かしいので聴いてみた。Edie(発音はイーディーが正しいと思われる) Brickellはなかなか骨太なヴォーカルを聴かせますが、実は引っ込み思案なタイプらしい。そうだったような記憶が。どうでもいいことですが。アルバム2枚だして、バンドは解散。現在はポール・サイモンの奥さんで、ソロとしてアルバムも出ています。このアルバムのちっとも可愛くない猫のジャケットもちょっと好きかもー。ちょっと音程のはずれかかる、舌っ足らずなヴォーカルがツボなフォーク系ロック。今から聴いても遅くありません。

2001年7月3日火曜日

Free Radicals / Ultra Living


 よく言われることですが・・・、世界は狭いとか。
 高校の時はそれほど仲良かった訳じゃないんだけど、高校の時のクラスメートが某医療用品のメーカーに就職して、僕が岡山の病院にいたときに、その病院の担当だった。はじめて病院で会ったときは相当びっくりした。彼は在宅酸素の機器の担当で、よく僕の患者さんもお世話になったものだ。それはもう数年前の話。それから僕も3回ほど病院を転勤し・・・、今、鳥取の病院に勤務してるんだけど。なんと今日、鳥取の病院で彼に再会した。すれ違うとき、ふたりとも大声をあげてしまった。僕の勤務している病院の担当になったそうだ・・・。そんなにつきあいのある友達じゃなかったけど、高校卒業してからもう何年?二人とも年をとってしまったが、同じ畑で仕事できるってなんて嬉しいことか。なんかそんな日でした。世界はやっぱり狭いのね。
 Ultra Livingの2000年のアルバムTransgressionはどう?ディラン・グループとのコラボレートも収録されています。茶目っ気あるアバンギャルドな、しかもポップなエレクトロ・ミュージック。世界デビューもしたらしい。

2001年7月2日月曜日

Save Me / Aimee Mann

 人間窮地に追い込まれないと気付かないこともあるもので。あるいは数100m逆走しておけば、こんなことにはならなかったっていうか。
 この週末岡山の実家に帰っていまして、今朝こちらに戻ってきたのですが、岡山を出たとき既にガソリンのメーターは「E」のところにあってオレンジのランプが点灯していたのですな。時間は0時過ぎ。とある事情でいつもと違った道を通って岡山を出たわけですが(いつもの道にはガソリンスタンドがある)、探しつつ走るもそちらの道にはしばらくガソリンスタンドはなく、とうとう56号線を鳥取へ向け右折しました。いつか24時間営業のガソリンスタンドがあるだろう・・・鳥取に向かう真っ暗な山道がこんなに心細く思ったことはありませんでした。手に汗握る(クーラーを切っていたということもありますが)スリルとサスペンス!遠くに見えた光が実は「ローソン」だったときの恨めしい気持ちを僕は忘れません。頼りにしていた津山を越え、「E」を下まわって70kmトルネオもよく頑張りました。しかし同じ強さで踏み込んでも速くなったり遅くなったり・・・、限界を認識しました。泣。結局その後最寄りの「サンクス」(奈義町)に寄り、初めてJAFに助けを求めたわけですが。
 聞いたところによるとトラックの運ちゃんなども同じようにガス欠で立ち寄ったりすることが時々あるそうです・・・。鳥取にお車で来られる方、岡山市内を出てから鳥取まで24時間のガソリンスタンドは一軒も!ありません。ぜひ150km程走れるだけのガソリンを入れてお越し下さい。因みにそこを越すと、コンビニさえありませんでした・・・。もしここを通り過ぎていたら、車もほとんど通らず、携帯も電波が届きにくい真っ暗な山の中で・・・・こわーー!
 もと'Til Tuesdayといってどれだけ知っている人がいるんだろう・・・。Aimee Mannの1999年のアルバムBachelor No.2 or, the last remains of the dodoとほぼ同時期のこの曲。Paul Thomas AndersonがAimee Mannの曲にインスパイアされてMagnoliaという映画が出来たのは有名な話ですが、当初この曲はMagnoliaには入っていて、Bachelor No.2 or, the last remains of the dodoには収録されていませんでした。このアルバム自体もプロダクションの関係で最近やっと出回るようになったわけですが、最近のものには収録されているようです。この曲の為に両方買った僕は・・・うわーーん。
 Aimee Mannのヴォーカルがますます艶っぽく、たんたんと語りかけるような静かな名曲と・・・。

2001年7月1日日曜日

Gypsy / Suzanne Vega


 父が還暦を迎えた。そういった事柄については明るくないので恥ずかしいのですが、十干十二支の暦が60年で一巡して最初に戻るので数えの61歳を「還暦」と言うようです。61年目には生まれた年の干支に戻るため「赤子」に戻るという意味があり、還暦のお祝いには赤いちゃんちゃんこ、赤い帽子、赤い座布団など赤にちなんだものを贈るのだそうです。また、赤は魔除けにもつながり、長寿の祈願にもなるようです。
 61歳だからといって昨今ではそんなに高齢なわけでもないのですが、やはり職業柄この年頃より様々な疾患が増加するのは熟知のことです。さすがに赤いちゃんちゃんこや赤い帽子はなあ・・・ちょっとなあ・・・。というわけで、母の意見もありデジタルカメラなんかを贈ってみました。ちっとも赤くないですが。定年で退職してからめっきり出不精となってしまった父が、少しでも母を連れてどこかへ出かけるようになってくれれば・・・と思うのですが。どうでしょう・・・。
 この曲がSuzanne Vegaの1987年の出世作Solitude Standingのファーストシングルだったって知ってる人は少ないでしょうか(あのときこの曲の12インチ買っときゃよかった・・・)。LukaもTom's Dinerもこのアルバムに入ってます。ジプシーっていうよりはアメリカの西部の情景を思わせますが、Suzanne Vegaの清楚な声が素敵なさわやかな風のような一曲。Suzanne Vegaの声がなにか心にしみる今日この頃。