2001年8月6日月曜日

SOMETHIN' ELSE / Cannonball Adderley


 患者さんにいただいたジャガイモでカレーを作った。カレーといっても某有名食品会社の何の変哲もないカレーなのですが・・・。さて、取り出しましたる、「BLAIR'S AFTER DEATH SAUCE(Gardner Resources. Inc.)」。まあ、タバスコの一種なんですが、なんか凶悪なパッケージです。とても食品とは思えません。骸骨がとうがらし持って笑ってるし。こいつを3滴ほど・・・ぼとっ、ぼとっ、ぼとっ。かちゃかちゃ(←混ぜている)。
 一口目。そんなに辛くないな。タバスコのようなちょっとつんとした匂いが・・・。二口目。うん?舌がしびれる?・・・。三口目・・・どば!(汗の吹き出る描写)。ごめんなさい。ごめんなさい。辛いです。は~ひ~です。
 僕は辛い物大好きですから大抵の辛系の物はいけますが、これは辛いです。まじで。こいつ数滴で何でも激辛フーズに変身です。とてもいかしてます。パッケージを見るとXXX HOTの文字があるし、注意書きを見るとフライドチキン、ミートローフ、チーズバーガー、寿司(!)等々、何にでもぶっかけて食べて下さい。なんて書いてありますが、こんなのがチーズバーガーとかにかかってたら、きっと死人が出ます。罰ゲームにしてもたちが悪いです。
 気に入りました。いろんな物にかけて食べよーっと。これ、どういうところに販売されているのかよく知りませんが、日本での輸入元はこちらです。
 曲はCannonball Adderley(実質上はマイルス・デイビスのコンボといわれますが・・・)。1958年の代表作、SOMETHIN' ELSEより。このアルバム、Autumn Leavesが超有名ですね。この曲はマイルス作の曲。かっこいいです。はい。

2001年8月3日金曜日

無題

 今日は飲みに行った。あまり量は飲んでいないのだが、なんか悪い酔い方をしたようで、頭が痛い(この文章は酔いが醒めてから書いてます、当然)。
 どういう飲み方が酔い方に影響するのだろうか?体調?その場の雰囲気?飲むものの種類?飲むスピード?・・・?。ちゃんぽんで飲むと悪酔いするとかよくいわれるが、いつもちゃんぽんなので僕には関係ないようだ。基本的にはアルコールの血中濃度によるのだと思うのだが、それにいろいろな関連因子が絡んでいると思われる。血中濃度の急激な上昇というものが良くないのか?。とすれば飲むスピードが関わってくる、しかし、腸管からのアルコールの吸収の度合いにも関与するだろう。空腹だったのか、あるいはどういった物を同時に食べたのか、とか。
 経験上、僕個人としてはビールとワインを飲んでると悪酔いをするようだ。理屈はよくわからないが。
 ともあれ、うまく酔いたいので、いつもは飲むものの種類とかタイミングとかスピードとか(体調と相談しながら)自然と調節できるのだが、今日は失敗だった・・・。その店にビールとワインと日本酒しか置いていなかったのが敗因か!?

2001年8月2日木曜日

Pinocchio / PONTA BOX


 ある程度の語弊を気にせず言ってしまおう。音楽はやはりある程度の音質で聴きたい。ジャズやクラッシックは特に。音楽が聴ければ音質はラジカセなんかでも良かった僕が、ピュア・オーディオに手を染めたのは19才のころ。全財産(少ないけどね)のほとんどをつぎこんでオーディオをすこしづつ買いそろえた。目からうろこであった。持っていたCDを片っ端から聞き直した。それぞれの曲の新しい魅力を再発見した。ジャズやクラッシックを聞き込んでいったのもこの頃だ。原音に忠実な再生。ああ、ビル・エバンスがマイルスが、コルトレーンが目の前で演奏しているよう。その場の空気や息づかいさえも聞こえてきそうだ。やはり感動が違うのです。
 因みにスピーカーはRogersのLS3/5A、アンプはMusical FidelityのB1をその当時のまま使用している。もう11年になるのだな。CDプレーヤーは2代目でMarantzのCD-17D。どうかしら。お気に入りの組み合わせなのだが。
 最近の目下の悩みはアンプの老朽化。いい音なんだが以前と比べるとレンジがやや狭く、音に艶がないような気が・・・なんとなくする。直接聞き比べられないのではっきりとはしないのだが。ざっといってアンプの寿命は10年ほどらしい。例えば2代目にするとしたら、ラックスマンのプリメインはどうだろうか?Rogersのスピーカーも能率がどちらかというと良くないので、少しはハイパワーのアンプでドライブする方がいいのかもしれない。とか考えつつ、今の音も愛着あるのでとりあえずそのままにしている。
 ベースが水野正敏だった頃(今はバカボン鈴木)のポンタ・ボックス。1995年のLIVE AT THE MONTREUX JAZZ FESTIVALはやはり臨場感溢れる素晴らしい録音だ。ウエイン・ショーターやマイルス・デイビスのカバーを、自作曲を、実に堂々と演奏する。村上秀一のドラム、佐山雅弘のピアノ、水野正敏のベース。うまい。日本を代表するコンボだといっていいと思う。最近の物もいいけど、これはおすすめのライブアルバム。

2001年8月1日水曜日

GOING ZERO / THE FLIPPER'S GUITAR

 岡山県民は意外とラーメン好きだ。いろんな所に住んだが(広島、徳島、松山、鳥取・・・まあ、ラーメンどころはないのだが)、岡山にいるときが一番何かというとラーメンを食べに行く。食事に、酒の後に。もっとも、岡山ラーメンなんてのは聞いたことなく、普通のしょうゆ味から、豚骨、塩、味噌、ゴマ・・・とラーメン自体には岡山特有の特徴はない。その時の気分によってラーメン屋を選ぶ。ひとついえば、カツ丼を同時に出すところが多いのは岡山の特徴かもしれない。岡山のカツ丼はご飯の上にデミグラス・ソースのかかった豚カツとグリーンピースが乗っているやつで、じつーーにうまい。
 「やまと」はそんなカツ丼とラーメンの店で、ここのラーメンはかつお節といりこだしの和風でさっぱりした味。うまい。他の所では食べれない味だと思う。「○天ラーメン」は至極まじめな直球のしょうゆラーメン。メニューはラーメンしかなく、店にはいると「何杯?」と聞かれる。ずっと昔から未来のいつまでもあるであろう不変なしょうゆ味、地味なのだが、じつにうまい。「金八ラーメン」は腹減ってこってりしたのが欲しいときに行く。太肉ラーメンは、これでもかというほどの太い煮込んだ豚肉が乗っている。必ず外まで人が並んでいる。「餐休」はごま味が好きだ。下が見えないくらいゴマが浮いている。以下、いろいろなラーメン屋へと時に触れ食べに行く。岡山にいると必ず行くのだ。ふぅ。
 THE FLIPPER'S GUITAR。いまさら説明することはないのでしないが、大学生のある時期を思い出す。彼らは一枚ごとに作風が進化するが、このヘッド博士の世界塔(1991年)は3枚目にして最終型、一番フリッパーズ・ギターらしくない最高傑作。サイケデリックでポップで遊び心溢れる唯一無二な世界、シュールでセンシュアルでイマジネイティブな詩。彼らは結局10年近く先を行っていたのだろう。