2003年9月19日金曜日

The Cars / You Might Think(1984)



(今日の80's #1)The Cars / You Might Think(1984)米7位
 産まれてはじめて聴いた曲は何か忘れましたが、自分から聴いたはじめての洋楽は「Talking Heads / Burning Down The House」だったと思います。ある1983年の日曜日の午前、ラジオを曲名もわからずノイズ交じりで聴いていたのを覚えています。13歳のときでした。当時洋楽を聴いている友達も多く、Wham!、Madonna、Van Halen、Duran Duran、Culture Club、Michael Jacksonなどが爆発したのもこの時で、音楽にひきずりこまれるのにこれ以上理由はいりませんでした。深夜に洋楽をかける番組があると知って、親に隠れてこっそりと見た、それが小林克也の「ベストヒットUSA」でした。そして1984年は僕にとって特別な年になりました。
 その時流れた曲がこの曲で・・・、衝撃的だった。Ric Ocasek(顔が長い)率いるアメリカンロックバンドThe Carsの5枚目のアルバム「Heartbeat City」からのシングルカット。(顔の長い)Ricがハエになったり、キングコングみたいになったりして女の子をつけまわすこのコミカルなビデオは第一回MTVビデオ・ミュージック・アワード大賞を受賞しました。「Heartbear City」は僕が初めて自分で買ったレコードで、どこまでもポップで都会的なセンスあふれるアルバムになっています。このアルバムからは「You Might Think(米7位)」、「Magic(12位)」、「Drive(3位)」、「Hello Again(20位)」、「Why Can't I Have You(33位)」の5曲のヒットが生まれ、「Hello Again」のビデオではアンディ・ウオーホールも参加しています。バンドはこの後「Door To Door」というアルバムを残し解散、ベースとボーカルのBenjamin Orr(名曲「Drive」のボーカルはこの人)は2000年10月4日(45歳)癌で他界されたそうです。
 僕が80年代で一番はじめに語るべきアーチストですね。もっと評価されてもよいバンドだと思うのですが・・・。

NAILS


オランダの漫画家Hoogerbruggeのホームページ。
Flashによる前衛的な作品集ですが、そのアイデアとセンスは卓越しており、ブラックユーモアも利いていて面白いです。数週間に一回ほどですが、着実に新作を発表しているようです。
かなり昔から紹介されているので知っておられる方も多いかもしれませんが、ご紹介を。
ネクタイの男(本人?)をクリックしてくれ。
NAILS(メインのホームページ)
http://www.hoogerbrugge.com/
以前発表されていたMODERN LIVING/NEUROTICAというシリーズ
http://www.hoogerbrugge.com/ml.html
FLOW
http://streams.omroep.nl/nps/dekortefilm/mixedup/flow/flow.html
SPIN
http://www.hoogerbrugge.com/other/spin/

2003年9月18日木曜日

Viewsic「80's HITS」最終回!?

衛星放送のViewsicで毎週放映されていた「80's HITS」が今月末で終了してしまうようです・・・。80年代のかなりマイナーなビデオクリップを放映してくれる数少ない番組のひとつだったのに・・・。遅ればせながら今年の春くらいからはビデオにとって見ていましたが、残念です。あれやこれやリクエストしたい曲もあったのになあ。
さて、VJ の矢口清治 さんは80年代「アメリカントップ40」という番組に湯川れい子さんなどとともに出演されており、10代だった僕はそのAMラジオ放送をノイズの中聞いていたのを思い出します。そのころチャートをノートにつけていて(チャートマニアという言葉が頭にまわりますが・・・)、毎週ノートにつける事で英単語を少しづつ覚えたような気がします。
矢口清治 さんは当時と変わらない優しい口調でしゃべられており、当時のことを思い起こします。
どなたか80年代の洋楽のビデオクリップをたくさん流す番組とかご存知ないですかね?

2003年9月16日火曜日

New PowerBook発表!(Apple Expo2003基調講演)

Apple Expo 2003(パリ)のスティーブ・ジョブズ氏による基調講演で、12、15,17インチのNew PowerBookとWireless keyboard、mouseが発表されました。
おおかた以前からのうわさ通りでしたね。
詳細はこちらで→Apple

2003年9月11日木曜日

A Happy Full Moon

本日は中秋の名月ですが、いかがお過ごしでしょうか。
毎年の中秋の名月(旧暦8月15日)は必ずしも満月ではないのですが(むしろそうじゃない時の方が多いとか)、今年はちょうど満月です。ここ岡山では薄い雲の間から、空を打ち抜いたような綺麗な月が見えています。団子は食べていないですが。
そういえば昔、思いつきで不細工な団子を作って屋根の上で食べたような思い出があります。そのままお酒を飲んで、朝まで友達と語り明かしました。その頃からもう10年が経ちますが、僕もいろいろ変わったようで、ホントは何も成長していないような・・・。

そんな月の夜にこんなミニアプリケーションはどうでしょう。MoonNenu。メニューバーに満ち欠けする月が現れます。ちいさいのに月の模様も書いてあってなかなかいい雰囲気です。ウインドウズ版もMac版もありMacOSは8.1からOSX10.2まで対応しています。日本語もあり。ちなみに今は当然こちらも満月。立待月94.52%の照明。新月から14日20時間30分・・・。

2003年9月10日水曜日

梅津和時、山口とも、おおたか静流/ごみも歩けばジャズにあたる

9月13日(土)岡山市で山口とも(がらくたパーカッション)、おおたか静流(ボーカル)、梅津和時(サックス)のライブがあります。そもそも僕は梅津和時さんのファンで、いつもその自由で柔軟で豊潤なリードには驚かされ、引きずり込まれます。その形にとらわれない自由さこそがジャズなんだと思います。もっとも敬愛するアーチストの一人ですね。
三人ともそれぞれ実力もユーモアもある個性派アーチストで、三人の絡みがどんなパフォーマンスになるのか今から非常に楽しみです。
今回、蔭涼寺という禅寺のたたみの部屋で行われるのですが、ゴミをどのような極楽な音楽へと響かせるでしょうか。
クーラーに付け加え、扇風機も追加導入されたとの事ですが、ライブの熱気は大丈夫でしょうか?うちわも持って行ったほうがイイでしょうか?
二部構成で3時からは幼児からお年寄りまで楽しめる「家族の音楽会」、7時からは音楽的にハイレベルな「大人の音楽会」で、それぞれ大人2800円(当日3200円)、3000円(当日3500円)となっています。残席わずか!興味ある方は前売り券をお急ぎください。お問い合わせはこの リンクをご覧下さい。いやホント必見と思います。岡山近辺の方は是非。

月と火星のランデブー

今晩は月と火星が最接近した夜でしたが、いかがでしたでしょうか?
ここ岡山では、夜の早いうちは満月に限りなく近い月(月齢13)とそれに負けじと赤く光る火星(マイナス2.7等級)が肉眼でもとても美しく見えました。
ちなみに北に行くほど両者は近く見え、シベリアでは火星食として見られたようです。
その後、朧月夜になって、今は雨が降っています・・・。

Nav Katze / Never mind the distortions

今は何をしているんでしょう?Nav Katzeの再発版です。テクノなリミックスアルバム1994年の「Never mind the distortion」と1997年の「Never mind the distortion II」を2枚組にして再発したもの。僕は両方持っていましたし・・・新しい音源はなしです。特典のDVDが気になって購入したわけですが。予想した通り1994年発売のビデオ「Never mind the distortion」をDVD化したものでした(TV惑星を除く5曲)。でも買っちゃうのよねー。デビュー当時からのファンですから。
さて、そもそもNav Katzeは1994年山口美和子(B、Vo)、飯村直子(G、Vo)、古舘詩乃(Dr)の三人組で結成。1996年Switchからミニアルバム「Nav Katze」でデビュー、1987年「OyZaC」発表。当時はシンプルでタイトな演奏に透き通った声のポップスでしたが、編集版「Nav Katze」を発表した後メジャーデビュー。1991年「歓喜」(この頃、古舘さん結婚退職)、1991年「新月」、1992年「The Last Rose in Summer」を発表し、ガレージポップな1994年の「OUT」、「うわのそら」を経てテクノなリミックスアルバム「Never mind the distortion」、同じくテクノな1996年「gentle & elegance」、そのリミックスアルバム「Never mind the distortion II」を1997年発表し沈黙・・・。最近「Switch Complete 1986-1987」の再発、そして本作と再発は相次いでいるのですが・・・。
今作はAphex Twinをはじめ、Ultramarine、Black Dog Production、Relord、Global Communication、μ-Ziq等々そうそうたるリミックス陣で、今でも楽しめるないようではあります。ビデオも美しい内容です。が・・・。
やっぱり、本人たち(できれば三人で)の新作が聴きたいですね。デビュー当時のようなシンプルな演奏が聴きたいです。とりわけ山口美和子さんのソングライティングは洗練されたものがありますし。今回の再発で盛り上がって是非復活して欲しいです。是非。
・・・。それにしても、彼女らのファンサイトとかないんですね。オフィシャルも削除されたままだし。そのうち作ろうかな・・・。と思う今日この頃・・・。

2003年9月9日火曜日

WARREN ZEVON is Kockin' On Heaven's Door


Warren Zevonが9月7日ロスアンゼルスの自宅で亡くなったそうだ。享年56歳。
昨年の9月に既に手のほどこしようのない肺癌(肝臓にも転移していたそうだ)であるとのニュースを聞いてから、一年の経過であった。
もともとブラックユーモアと、皮肉な作風で知られる彼であるが、死を目の前にしてからは残された時を家族と友人と過ごすこと、そして曲作りに費やしたそうだ。
この8月に闘病しながら制作された最後のアルバム「The Wind」は、自らの死を皮肉りながらも、別れなければならない愛する人たちへの、そして自分への最後のメッセージとなっており、感動的な作品だ。
彼はその「The Wind」が今週のBillboardに16位で初登場するのを見届け、自宅での仮眠中、眠ったまま逝ったそうだ。彼はまた闘病中、初孫の誕生にも立ち会い、ついでに007の新作も見届け、充実した最後の時を過ごしたのではなかろうか。
自ら歌う「Kockin' On Heaven's Door」はかなりのブラックユーモアだが、まさに今、天国の扉をたたいていることだろう。ご冥福をお祈りいたします。

World Event Village

 World Event Villageというサイト。以前僕のホームページでもお知らせしたことがあるのですが、世界各地から集められたフェスティバル、ライブ、お祭りのビデオを見ることが出来ます。音楽のすばらしさもありますが、現地ならではの素朴な風景や人々の様子も垣間見ることが出来、いながらにして旅に出た気分にもなれるサイトです。ソニーが運営するサイトで、現在はテスト期間中につき無料ですが、9月17日からリニューアルされ有料化されるようです。9月17日までに登録(無料)しておけば、有料化後もなんとか無料で見られる(多分)ようなので、旅好き、音楽好きの方は今のうち見ておきましょう。

新iPod、新iMac

 20GB、40GBにアップグレードされたiPodと1.25GHzまでアップグレードされたiMacが発表されましたね。→ アップルコンピュータ
 噂では今週と来週の火曜日に新しいソフトウエアが出るかも、とのことです。ともあれ、順調にアップデートした新製品が発表されるのは嬉しいことです。早くiTunes Music Storeが日本でもサービス開始にならないかな。

悩んでBlog作成中・・・

 さて、Weblogを立ち上げてみて思うのは、なかなか思うようにデザインできないということです・・・。Macで作成している都合上Mac版のNetscape、IE、Safariで確認して、さらにウインドウズのIEでも確認するのですが、かなりデザインが違ってくるのですよね(ホームページを作成しているときもいつも悩むのですが・・・)。
 今日一番悩んだのはSafariで読み込んだとき、テキストエンコーディングをEUCにしないと文字化けしてしまうということなのですが、同じデザインのBlogでも文字化けしていないページがあるようで、また自分のBlogでもいくつかのテンプレートではSafariのデフォルト設定(Shift JISにしています)で文字化けしないようです。その差は何なのでしょうか?いろいろと試したのですがわかりませんでした。どなたか知っておられる方がおられましたら、是非教えてくださいませ。まあ、Safariに日本語自動判別機能がつくのを待つべきなのかもしれませんが。
 と、ここまでぼやいた後に出来ました。今後ともよろしくお願いいたします。

2003年9月8日月曜日

Weblog

さて、個人的なホームページL'Etrangerに併設する形でウェブログを開設しました。
日々の気になる出来事などを綴って行けたらと思います。
宜しくお願い致します。