2004年1月31日土曜日

Musical Fidelity A3.2


(前回からの続き)というわけで、いろいろと悩んだ揚げ句、とうとう新しいアンプを買った(どうやら、悩む期間は短いらしい)。結局、以前と同じメーカーの現行のものにした。Musical FidelityのA3.2(ちなみに競合したのはArcam、Goldmund、Linnとか)。
Musical Fidelityのアンプはレンジが広いとかスピード感があるとかダイナミックな音とかそういう音ではなく、まろやかで艶やかな芳純な音がする。因にちらっと写っているのはRogersのLS3/5Aで、このスピーカーともども英国製。スピーカーとの相性もいいのではと思う。特に中高音がきれいに鳴り、ボーカル、バイオリンなどの弦楽器、ピアノなどは素晴らしい。中でも女性ボーカルの生々しさはうっとりしてしまう(ソースによるけどね)。かといって決して低音が弱いわけではない。音楽はスペックではないのでデータは見ていないが、非常に音楽的に鳴ってくれる。メーカーの主宰者のアントニー・マイケルソンはクラリネット奏者でもあるらしく、そのためかもしれない。いろいろ聴きくらべてもどうやら前のアンプの影響か自分はこういう音が好きらしい。
さて次は何を聴こうか。また手持ちのCDを片っ端から聞き直している。長い付き合いになりそうだ。

アンプに電源が入らなくなった

先日突然アンプの電源が入らなくなった。大学生の時に買ったMusical FidelityのB1というアンプで、もうかれこれ14年使い続けていたものだ。
このアンプを手に入れた1990年9月1日の事を今でもよく覚えている。当時使っていたミニコンポの調子が悪くなり新しいコンポを探していたのだが、某オーディオ店でピュア・オーディオに出会ってしまった。当時、車もクーラーもテレビもないただの大学生であり、予算を倍ほどオーバーするそのシステムに躊躇した。一旦、店を出て友達とカレーを食べに行き、悩んだ揚げ句、その足で一時間後には購入していた。
それから僕の音楽生活は一変した。それまで音楽さえ聞こえればラジカセでもいいと思っていたのだが、目からうろこであった。持ってたCDを片っ端から聞き直し、それらの新しい魅力を再発見していった。ジャズやクラシックをよく聞くようになったのもその頃からだ。
僕はオーディオ・マニアではなくただの音楽のファンであり、音質が悪くてもラジカセでもいい曲はいいと思う。ただ、それは聞き手に想像力を要求する。同じ曲でもいい音で聴ければ自然に想像は喚起され、感動させられる。できればいい曲は少しでもいい音で聞きたいものだと思う。
そんな事が頭の中に走馬灯のように浮かんだのだが、アンプに電源が入らなくなったのはヒューズが切れたからだと考え、試しに新しいヒューズを買ってきて入れ替えてみた。ヒューズ1本20円!!安っ!
果たしてたった20円でまた電源が入るようになり何事もなかったかのようにいつものように音が出た。しかし、ヒューズが切れたという事はその他の部品も相当がたが来ているという事らしい。そのうちすぐにまた動かなくなるのだろう。それまで、このアンプでいい音楽が聴きたいな。そして、新しいアンプの事も検討しなければいけないな・・・。

・・・結局、その3日後また電源が切れ、動かなくなってしまった。今まで14年間いい音をありがとう。

2004年1月1日木曜日

明けましておめでとうございます

昨年中はいろいろとお世話になりました。本年も何とぞ宜しくお願い致します。
引っ越しも無事終わり、なんとかゆっくりとした正月を迎えました。
かなりいろいろと忙しかったので、ここも更新せずに放置状態でしたが、また落ち着きましたら気ままに更新しますので、また見てやってくださいませ。
今年は年始から転勤などと動きのある一年になりそうです。
気張らずに頑張って行きたいと思います。また宜しくお願いいたします。