おそろしく人相の悪いLlyod Coleは1961年イギリス、バクストン生まれのシンガーソングライター。グラスゴー大学で国文学と哲学を学び、大学の仲間たちとCommotionsを結成したのは1983年。Commotionsとのアルバムは3枚あり、1985年発表のセカンドアルバム「Easy Pieces」からのファーストシングルがこの曲であった。3枚のうちこのアルバムが一番ネオ・アコっぽいが、リリカルでメランコリックなギターと穏やかでのどかなアコーディオンの響きが魅力的で、非常に知的で詩的でありながら優しくたおやかな世界を展開していた。
1989年にベストアルバムを発表しCommotionsを解散した後、Lloyd Coleはニューヨークに渡りソロとして活躍しているが、静かで内省的な良作を堅実に発表している。いいアーティストである。人相は悪いが。
→Lloyd Coleのオフィシャルサイト
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