(今日の80's #23)Erasure / A Little Respect(1988)英4位、米14位
Depeche ModeやAlison MoyetとのYazを経て、1985年にVince Clarkeがオーディションで選んだAndy Bellと結成したデュオ、Erasure。主にVince Clerkeが作編曲とシンセサイザーやギターなどの演奏を、Andy Bellが作詞とボーカルを担当しています。Depeche Mode、Yazの在籍が短期間だった事を考えると、ふたりの相性は相当いいのでしょう。もうすぐ結成19年になります。彼らの曲はシンセサイザーをメインにしたいわゆるエレポップなのですが、どの曲もとにかく楽しく親しみやすい最高に良質なポップスで、Vince Clerkeの作る曲の良さやアイデアの豊富な音作り、Andy Bellの優しく暖かみのある声は未だに心に迫ります(昔の曲はさすがに音がチープに聞こえますが)。彼らはまたゲイでありその事についての曲もあるのですが、イギリスのゲイの方々に勇気を与えているらしいです。よくわかりませんが。この曲は1988年の3枚目のアルバム「The Innocents」からのシングルです。
さて、最近ベストアルバム「Hits! The Very Best Of Erasure」を出しましたが、僕がお勧めするのはむしろCDよりもDVDの方です。CDで収録されなかった曲に名曲も多いですし、DVDは35曲のヒット曲全てのビデオクリップとライブやインタビューなどの映像15篇を収めた二枚組で、ビデオで見られる楽しそうに歌う彼らは一見の価値があります。是非。しかしホント彼ら女装が好きだなー。
余談ですが・・・、彼らが1992年にABBAをカバーしたミニアルバム「ABBA-Esque」を発表したのは有名な話ですが、このお返しにと、何故かABBAのそっくりさんバンドBjorn Againが「A Little Respect」と「Stop!」をABBA風にカバーして「ERASURE-ISH」というタイトルで発表しています。もう廃盤かもしれません・・・・。Bjorn Againはオーストラリアのバンドですが、風貌といい名前といいABBAになりきっていて結構笑えます。ABBAと間違ってCD買った人もいるに違いありません。来日してライブもした事があるようです。
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