カプサイシンはアルカロイド(植物によって生合成され、薬理作用のある複素環式含窒素を有する成分で、モルヒネ、アトロピン、コルヒチン、コデインなどもアルカロイド)であり、交感神経を刺激したり、サブスタンスPを枯渇させたりする作用がある。胃の血流も良くなるので適量なら胃にも良いらしい。また、「痛さ」と「熱さ」と「辛さ」を感じる神経がカプサイシンを受容する系と同じという記述もどこかで読んで面白いと思った(そういえば「辛い」も「熱い」も英語で「Hot」だ)。辛いものを食べると脳内麻薬(エンドルフィンか?)がでて、ある意味気持ち良くなるというのも知っているし、カプサイシンが脂肪を燃焼させダイエットにうんぬんという記述が多いものの、食欲増進もするので逆効果であろうという事も知っている。
それはさておき。よくわからないのはどこで代謝されてどこから排泄されるかである。人間の排泄経路は主に腎臓か肝臓、消化管であり、そのいずれか、あるいは両方なのであろうとは思う。構造式からいえば、二酸化炭素や尿素に分解されそうだが・・・。何故そんなことを考えるのかというと、いつも下痢をして尻が痛くなるのだが、ある時ものすごい尿道痛に襲われた事があるのだ。焼けるような痛さに、しばらく「おう、おう」と転げ回っていたのだが、よく考えてみると尿道痛はその一回だけであった。痛いという事はカプサイシンは分解されておらず、そのままの有効成分が排泄されているということだろうし、肝臓や消化管だけでなく腎臓からも排泄されたということなのだろう。もしかしたらその時、潜在的に腎障害があり尿蛋白などと同時に腎臓から排泄されてたということかもしれない。だとしたらカプサイシンは腎機能を増悪させはしないか?ということをつい考えるのである。カプサイシンは油に溶けやすいが(それはペペロンチーノを作ればすぐにわかる)、冷水以外の水やアルコールにも溶ける。油に溶けやすいという事は肝臓を通りそうではある。水やアルコールに溶かすと腎臓を経過しやすいとか、溶けこんでいるものにより排泄経路が異なるのかもしれない。などと、悩みは尽きない。たいして悩んではいないが。
余談だが、辛くてたまらない時に水を飲むのは逆効果であることはよく知られている。これはカプサイシンが冷水に溶けないからで、むしろ口の中に広がるだけなのである。一番良いのは、牛乳などの乳製品の摂取。カゼインがカプサイシンを分解するためらしい。辛いカレーのあとに冷たいアイスクリームなどはいかがだろうか。
それはさておき。よくわからないのはどこで代謝されてどこから排泄されるかである。人間の排泄経路は主に腎臓か肝臓、消化管であり、そのいずれか、あるいは両方なのであろうとは思う。構造式からいえば、二酸化炭素や尿素に分解されそうだが・・・。何故そんなことを考えるのかというと、いつも下痢をして尻が痛くなるのだが、ある時ものすごい尿道痛に襲われた事があるのだ。焼けるような痛さに、しばらく「おう、おう」と転げ回っていたのだが、よく考えてみると尿道痛はその一回だけであった。痛いという事はカプサイシンは分解されておらず、そのままの有効成分が排泄されているということだろうし、肝臓や消化管だけでなく腎臓からも排泄されたということなのだろう。もしかしたらその時、潜在的に腎障害があり尿蛋白などと同時に腎臓から排泄されてたということかもしれない。だとしたらカプサイシンは腎機能を増悪させはしないか?ということをつい考えるのである。カプサイシンは油に溶けやすいが(それはペペロンチーノを作ればすぐにわかる)、冷水以外の水やアルコールにも溶ける。油に溶けやすいという事は肝臓を通りそうではある。水やアルコールに溶かすと腎臓を経過しやすいとか、溶けこんでいるものにより排泄経路が異なるのかもしれない。などと、悩みは尽きない。たいして悩んではいないが。
余談だが、辛くてたまらない時に水を飲むのは逆効果であることはよく知られている。これはカプサイシンが冷水に溶けないからで、むしろ口の中に広がるだけなのである。一番良いのは、牛乳などの乳製品の摂取。カゼインがカプサイシンを分解するためらしい。辛いカレーのあとに冷たいアイスクリームなどはいかがだろうか。
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