2003年11月14日金曜日

レトロプレイヤー1.0.2


古いレコードプレイヤーで聴いているような音で再生してくれる音楽再生ソフト、「レトロプレイヤー」の紹介です。AIFF、WAVE、MP3、AAC、MPEG、MooVに対応しており、ファイルを重ねると再生してくれます。ぷちぷちとしたノイズ、盤のそりを思わせる音のゆがみを伴って曲が再生され、気まぐれに針飛びもします(それぞれは設定で調節ができます)。また、針を乗せたところから再生され、レコードの回転数(ピッチ)の微調節も出来るようになっています。曲は一曲ずつしか再生できず、曲が終わっても止めないかぎりいつまでもぷちぷちノイズが流れているところも本物のレコードプレイヤーを彷彿させます。
大切なレコードを袋から丁寧に出し、音ミゾの開始位置で慎重に針を落とす。よく言われるようにある種の儀式とも言えます。そして前に座ってじっと耳を傾ける。レコードは再生時間も長くないし、曲が終わっても針が自動では戻らないから、「ながら」で音楽が聴きにくい。そういえば昔は今よりもう少し真剣に音楽を聴いていたなあ・・・。などと思ったりして。そんな気分にさせてくれるプレイヤーです。機能が多くなく、一曲一曲プレーヤーに乗せなければかからない。その手間がいい。iTunesなどの機能豊富なプレーヤーもいいけど、こういったプレーヤーで一曲一曲をじっくり味わってみる。そういうのもいいでしょ?
僕はこれで再生したLaura Nyroにヤラレマシタ。
→レトロプレイヤーのダウンロードはこちらから。MacOS9とMacOS Xに対応。フリーウエアですので無料で使用できます。

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