2004年2月26日木曜日

Future Cinema 来たるべき時代の映像表現に向けて

NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)で開催されている「Future Cinema 来たるべき時代の映像表現に向けて」展に行ってきた。NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)は1997年にNTTによって設立された、科学技術と芸術文化の融合による「コミュニケーション」をキーワードとした先鋭的なアートを発信している施設である。
この100年間に映像は、テレビ、映画からパソコンモニター、携帯などのディスプレイ、電光掲示板に至るまで急激に進化を遂げ、分化し、生活に浸透してきた。現在何らかの映像をなくしては生活は成り立たず、しかも映像というメディア自体がさらに進化を続けてる。アーティストにおいてもこのメディアを駆使し、自らのアートを模索し続けている。この展覧会はそうした「来るべき時代の映像表現に向けて」模索され、表現されたアートの展覧会である。ともすればアートは単なるジャンクと紙一重の存在だが、そこには意思が存在する。僕たちは映像、絵画、オブジェクトを見る事によって何らかの感動、驚きを得たいが為にアートに対峙するのだ。近年パソコンも一般のものとして急激に浸透し、これを駆使する事により無限の可能性を模索できるようになったが、それと引き換えにアーティストに対する期待も高くなっているように思われる。
そういうわけで、この26人のアーチストの29の映像を駆使した作品群は、様々な表現方法を使いながら見る人に様々な刺激を与えてくれるはずだ。開催は今週末までなのでこの週末に是非。詳細は下記のリンクから。

NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)
「Future Cinema 来たるべき時代の映像表現に向けて」開催中〜2004年2月29日(日) まで

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